持続可能な農業

Corporate Responsibility

遺伝子組み大豆、米国内の不耕起農業および環境保全を促進

不耕起栽培は1966年以降、急速に普及してきました。これは最も効果的な耕作方式と考えられており、収穫された後、次の作付けまで土を耕さず、作物の残渣は地面にそのまま残しておきます。このように不耕起栽培の人気が高まった背景には、大豆、ワタやナタネといった除草剤耐性の作物が関連していると農業専門家は考えています。大豆のような作物の場合、作物の生育とともに雑草も発生してきます。[1]。その後、作物を傷つけることがないよう、雑草だけを防除するラウンドアップのような除草剤を散布します。 作物栽培における耕起回数を抑制すると、土壌流亡および風食を減らして健全な土壌が生まれ、燃料費や設備費が削減され、化学物質の河川への流出が減り、二酸化炭素排出量が削減されるなど、環境にも経済にも多くの利益をもたらします。

ある概算によると、ラウンドアップ・レディー大豆を使った栽培方式を導入した大豆生産者は、1エーカー(0.4ヘクタール)あたりに使用する燃料を約1.3ガロン(4.9リットル)削減しています。また、American Soybean Association(アメリカ大豆協会)は、ラウンドアップ・レディー大豆のような遺伝子組み換えの種子を用いたことで、2000年の1年間だけで、貴重な表土2億4,700万トンの流亡を防ぎ、燃料2億3,400万ガロン(8億8,600万リットル)分の使用が削減されると予測しています[2]

米国内の6,000エーカー(2,400ヘクタール)の農場でラウンドアップ除草剤を使用している大豆生産者Al Skogen氏は、ラウンドアップ・レディー大豆を用いることについて、「環境にもたらされる利益は決して小さいものではありません。むしろ莫大です」と述べています。別の大豆生産者、Jay Hardwick氏も「農業用水の確保、その他全般的に、とても大きな効果がありました」と述べ、感謝の言葉を口にしています。「自然な景観が回復しているのを見て取ることができます。それは単に表面上のことではなく、もっと深いところからの変化です。これを知ることは、本当の喜びです」。


[1] Conservation Technology Information Center(自然保護技術情報センター)
[2] ASA の研究で、遺伝子組み換え大豆のバイオテクノロジーの利益が確認された。American Soybean Association、2001年11月12日ニュースリリース