ニュースリリース

モンサント・カンパニー、2010年度第3四半期決算報告、2011年度の事業展望を発表。
2010年代半ばにおける予測利益成長率向上をめざした経営戦略を強調

 モンサント・カンパニー(ニューヨーク証券取引所:MON)は6月30日、2010年度第3四半期の業績を発表し、2010年代半ばにおける予測年間収益成長率向上をめざし、現在進行中の方策についても併せて報告しました。第3四半期の業績、および先月公表した調整項目に沿った当期第1〜第3四半期の業績から、弊社の事業は堅調であり、将来的な成長が望める兆しが見えて来たと弊社経営陣は述べています。

発表:2010年6月30日午前8時 ミズーリ州セントルイス(米国)

(単位:100万ドル) 2010年
第3四半期
2009年
第3四半期
2010年度
3四半期計
2009年度
3四半期計
部門別純売上高
 トウモロコシの種子関連事業 $1,020 $1,020 $3,836 $3,726
 大豆の種子関連事業 549 540 1,383 1,367
 ワタの種子関連事業 420 333 513 413
 野菜および果物の種子 204 206 600 572
 その他の作物の種子関連事業 169 149 309 311
種子関連事業 合計 $2,362 $2,248 $6,641 $6,389
 
 ラウンドアップ®およびその他の
 グリホサート・ベースの除草剤
$269 $614 $1,243 $2,749
 その他の農業関連製品 331 299 665 707
農業関連製品事業 合計 $600 $913 $1,908 $3,456
 
純売上高 合計 $2,962 $3,161 $8,549 $9,845
売上総利益 $1,387 $1,834 $4,225 $5,905
純利益(損益) $384 $694 $1,252 $2,342
希薄後1株当たり利益 (損益) $0.70 $1.25 $2.27 $4.21

モンサント・カンパニー代表取締役会長、社長兼CEO、ヒュー・グラントのコメント

 「わが社は、事業ポートフォリオとビジネスアプローチにおいていくつかの大きな変更を行いました。これに対する顧客の好意的反応から、私たちの方向性は正しかったと確信しています。わが社では、事業環境が停滞している局面において、すばやく方針を転換させる手段を取りました。事業ポートフォリオを強化し、前例のない数量や価格で顧客に製品に提示しています。また種子関連事業をサポートするためにラウンドアップ®事業の位置づけを見直し、営業キャッシュフローを最大限に活用し、研究開発への戦略的な投資を継続しています。今年度はまだ困難な時期にありますが、わが社は、新しく、無駄のない、より強い企業へと、急速に進化しています。そして種子関連事業に牽引される2010年代半ばにおける利益成長率の目標達成に向け、着実に進んでいます」。

最新の事業報告

 ラウンドアップ®およびその他のグリホサート系除草剤製品の価格引下げにより、これら製品の出荷量は伸びましたが、収益は予想通りの結果となりました。純売上高は前年度の第3四半期と比較して1億9,900万ドル(1$=88円計算で約175億円)の減少(割合にして6%)、第1四半期〜第3四半期ベースでの比較では、13億ドル(約1,144億円)の減少(割合にして13%)となりました。第3四半期の純利益は、3億8,400万ドル(約338億円)に留まりました。

 同様に第3四半期の売上総利益についても、ラウンドアップ®およびその他のグリホサート系除草剤製品の価格引下げにより減少し、前年同期比24%減の14億ドル(約1,230億円)となりました。第1四半期〜第3四半期ベースでは、前年同期に比べ17億ドル(約1,490億円)の減少(割合にして28%)でした。
 営業経費は全体的に横ばいに推移し、3カ月比較では、販売及び一般管理費が僅かながら減少しました。一方で研究開発費は、製品パイプラインにおいて後期フェーズにあるプロジェクトが引き続き増えているため僅かに増加しました。純売上高に占める割合では、販売管理費は17%、研究開発費は10%となっています。今期の事業再構築費用は8,600万ドル(約76億円)に上り、この中には、全世界向けに販売していた製品を販売終了するための、製品原価5,200万ドル(約46億円)が含まれています。

 第3四半期の1株当たり利益(EPS)は、報告ベースで0.7ドル(61円)、オンゴーイングベースで0.81ドル(71円)となりました。2010年会計年度の第1〜第3四半期のEPSは、報告ベースで2.27ドル(199円)、オンゴーイングベースで2.49ドル(219円)となりました。

今後の見通し
 弊社は、以前に発表したキャッシュフローおよびEPSの見通しを再確認し、同時に2011年会計年度に向けた財務目標を発表しました。2010年会計年度のフリーキャッシュフローは、4億ドル(約352億円)から5億ドル(約440億円)の範囲になると予想しています。これは、事業再構築費用から生ずる税引後キャッシュ効果を含んだ数値です。さらに2010年会計年度の事業活動から得られる純現金収入は、13億ドル(約1,144億円)から15億ドル(約1,320億円)の範囲になると予想しています。また、2010年会計年度の投資活動に必要なネット・キャッシュはおおよそ9億ドル(約792億円)から10億ドル(約880億円)と予想しています(フリーキャッシュフローの調整については、注1を参照)。

 2010年会計年度の1株当たり利益(EPS)については、継続事業ベースで2.40ドル(211円)から2.60ドル(228円)、報告ベースで2.15ドル(189円)から2.41ドル(212円)の範囲になると予想しています。
 販売管理費は、依然として予算値を超えない範囲で推移しており、年間では、約20億ドル(約1,760億円)から21億ドル(約1,848億円)の範囲になると予想されます。

 先月発表されたラウンドアップ®事業の見直し以降、初めての会計年度となる2011年度の見通しと同時に、2010年代半ばにおける利益成長率の目標を達成可能にするための主要な指標を発表しました。今後の弊社の成長は、主に種子関連事業からの収益からなるものとされ、二桁の総利益率アップを見込んでいます。主に、新製品の投入により販売単価の高い製品への移行すると同時に品揃えを改善することによる売上アップを期待しています。

 この戦略の中心となるのが、多くの価格帯の選択肢を提供できる米国トウモロコシ市場です。第1世代のスタック(掛け合わせ品種)トウモロコシを普及する準備が出来ているアルゼンチンをはじめ、南米トウモロコシ市場も同様に弊社の主要マーケットであり、これが実現すれば、既に米国で利用が進んでいる技術の南米での前進に、基礎的な要素として役立つことでしょう。第2世代のコーンボーラー防除技術の提供を準備しており、スタック品種への期待も高まっているブラジルについても同様のことが言えます。大豆については、購入しやすい価格設定により、より多くの農業生産者の皆様が、Genuity®ラウンドアップ・レディ2イールド®を利用され、実際のメリットを経験していただくことで新たな顧客になっていただけるものと確信しています。

 弊社の研究開発パイプラインは、種子関連事業から生ずる利益成長率をさらに向上させます。モンサント・カンパニーは、開発費用のかさむ研究開発後期段階に位置するより多くのプロジェクトへ資源を投入する予定です。このコミットメントを強化するために、経営陣は、研究開発費について、売上に応じた調整から、年間ベースで金額を設定する方針へと転換を図っています。なお、2011年度の研究開発費は、2010年期末より増えるものの、増加率においては過去数年の実績を下回る予測です。

 弊社の2011年会計年度における農業関連製品事業部門の総利益は、5億5,000万ドル(約480億円)から6億ドル(約528億円)の範囲であると予想しています。オペレーショナル・レバレッジが、収益増加目標の鍵となるでしょう。全社的なコスト管理を徹底し、販売管理費の増加率をインフレ率並に抑えられることを目標としています。


モンサント・カンパニーからのプレスリリース全文は以下からご覧いただけます(英文)。
http://monsanto.mediaroom.com/index.php?s=43&item=859


モンサント・カンパニーは、農業生産性と食料の品質向上に役立つ製品と技術的ソリューションを提供するリーディング・カンパニーです。
www.monsanto.com

この件に関するお問い合わせ
日本モンサント株式会社
広報部
TEL:03-6226-6081
E-mail:bio.info@monsanto.com

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