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グローバルBIOニューズクリップ

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グローバルBIOニューズクリップ@Monsanto
Vol. 41 2008年2月15日
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☆目次★
▼今週のひとこと
▼世界のニュースを拾い読み 〜キーワードからバイテク情報を究める!〜
今週のキーワード
◆ウガンダ・遺伝子組み換えワタ試験栽培認可◆
◆ドイツ・バイオテクノロジー法改正◆
◆英国・全国農業者連盟(NFU)・遺伝子組み換え技術に関する声明◆
◆ニュージーランド・RNA干渉・涙なしのタマネギ◆


▼▽今週のひとこと▼▽━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
世界の遺伝子組み換え作物の栽培状況に関する唯一の情報として毎年注目されているISAAA(国際アグリバイオ事業団)の2007年のレポートが13日世界同時発表されました。レポートによれば、2007年のGM作物の作付面積は12%(1,230万ヘクタール)増の1億1,430万ヘクタールに達し、かつてなかった恩恵をもたらしているそうです。特に、国連のミレニアム開発目標(MDG…2015年までに飢餓と貧困を半減させるプラン)の達成に大きく貢献しているとのこと。詳しい内容は次回のメルマガでご報告します。

今週はウガンダでのワタの認可、そしてドイツ、イギリスで起こっているGM作物に関する一歩進んだ建設的な議論や、少し変わったGMタマネギ開発の話題です。


▼▽世界のニュースを拾い読み▼▽━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〜キーワードからバイテク情報を究める!〜

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◆ウガンダ・遺伝子組み換えワタ試験栽培認可◆
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2008年1月22日/UNCST
Bt Cotton Trials Approved in Uganda
Btワタの試験栽培がウガンダで認可されました
http://www.uncst.go.ug/site/index.php?
option=com_content&task=view&id=108


<記事要約>:2007年8月にウガンダ科学技術委員会(UNCST:Uganda National Council for Science and Technology)内に設置された全国バイオセーフティ委員会(NBC:National Biosafety Committee)は、遺伝子組み換えワタ試験栽培の申請を検討した技術小委員会からの報告を審議しました。
この申請は、国立半乾燥地資源研究所(NaSARRI:National Semi-Arid Resources Research Institute)が、コットンボールワーム(オオタバコガ)に対する抵抗性と除草剤耐性を持つ遺伝子組み換えワタの試験栽培を求めていたものです。
この試験栽培は、将来ウガンダの条件に適した遺伝子組み換えワタの生産のためのデータ収集を目的とした、研究ステーションで行われる限定された試験栽培です。ウガンダの小規模ワタ農家にとってワタ栽培においての障害となっているオオタバコガの被害や雑草防除の問題を解決するために、この遺伝子組み換えワタが経済的に重要であることが強調された結果、試験栽培が認められました。


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◆ドイツ・バイオテクノロジー法改正◆
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2008年1月29日/Food Navigator
Germany enables easier GM cultivation
ドイツは遺伝子組み換え作物栽培への道を広げます
http://www.foodnavigator.com/news/ng.asp?
n=82867-monsanto-germany-gm-crops

<記事要約>ドイツ連邦下院において遺伝子組み換え作物の栽培に関する新法が通過しました。この新法のもとでは、遺伝子組み換え圃場は政府に申告が義務付けられ、その記録が公表されるため、それを見た環境保護活動家が遺伝子組み換え作物を破壊する懸念があります。同じく、遺伝子組み換え作物の交雑に対する損害賠償規則は、研究のために試験栽培を行う大学研究者たちにとっては脅威であり、研究が圧迫され続ける可能性があります。しかし、新法は同時に遺伝子組み換え作物の栽培への道を広げたとも言えます。新法は、モンサント・カンパニーの害虫抵抗性トウモロコシMON810の栽培規則として、非遺伝子組み換えとの間隔を150メートル、有機の場合には300メートル取るよう決めましたが、これらは主にドイツ西部に存在する小規模農家には実現不可能であり、遺伝子組み換え作物を栽培する権利が実質的に失われます。そこで、150メートル間隔を取る代わりに、隣接する非遺伝子組み換え農家と契約協定を結ぶ選択肢が示されました。この協定によって、隣接する非遺伝子組み換え農家が自分の栽培した非遺伝子組み換え作物に「遺伝子組み換えである」という表示をしなくてはならなくなるかもしれませんが、農家はこのような合意に達するだろうと見られています。


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◆英国・全国農業者連盟(NFU)・遺伝子組み換え技術に関する声明◆
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2008年1月30日 / Farmers Guardian
NFU calls for 'intelligent' GM debate
NFUは「知的な」GM討論を要求します
http://www.farmersguardian.com/story.asp?sectioncode=1&storycode=15981
<記事要約>英国の全国農業者連盟(NFU:National Farmers Union)は、今世紀の英国農業における遺伝子組み換え技術のかかわりについて「知的で、実際的かつ科学に基づく」の議論を要求しています。
 NFUは、1月29日開催された理事会において、地方支部から提出された遺伝子組み換え農作物に対するスタンスを明らかにせよととの要求に答えて、新しい政策声明を発表しました。
 NFU会長が読み上げた声明では「遺伝子組み換え作物は、その10年以上にわたる栽培によって得られた証拠から、環境の質に損害を与えてはいないと言えます。むしろ環境の質を向上させる形で、英国の食糧とバイオ燃料への需要を満たすためにますます重要な役割を農業生産者にもたらすものになる可能性があるとNFUは信じます」と謳っています。また、「今やEU加盟8カ国が遺伝子組み換え作物を栽培している中、この技術を推進するためには、消費者と農業生産者の双方に対しインフォームド・チョイス(十分な知識を得て、よく考慮した上での選択肢)を提供することが重要なのです。従って、NFUは21世紀の英国における遺伝子組み換え技術のあり方についての、知的で、実際的かつ科学に基づく議論がなされることを要求します」とも述べています。


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◆ニュージーランド・RNA干渉・涙なしのタマネギ◆
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2008年2月2日 / Sify News
Kiwi scientists create tear-free onions
ニュージーランドの科学者が涙なしのタマネギを作ります
http://sify.com/news/fullstory.php?id=14598799
<記事要約>ニュージーランド作物・食品研究所の科学者たちが、遺伝子組み換え技術によって涙を出させる酵素を不活化したタマネギを作りました。コリン・イーディ博士がリードする研究チームは、日本の科学者と協力して、RNA干渉技術を使うことにより酵素のコントロールに成功しました。
 「われわれは、催涙要因となる物質を作る酵素の遺伝子を停止させることで、硫黄化合物が催涙物質に転換されるのを止め、またそのうちの一部を風味や健康特性に貢献することが知られている物質の生産に振り分けることができるようにしました」とイーディ博士は述べました。また、
 「健康と風味特性は実際に高められると考えています。もし研究がうまく行けば、10年以内に家庭と食品業界で、このタマネギが通常流通するものになることを期待しています」と、付け加えました。

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