- ブラジル/ラウンドアップ・レディー(r)大豆の栽培面積が増加の見通し
- ブラジル 遺伝子組み換えトウモロコシの作付けが増加
- ブラジルで遺伝子組み換え作物が承認されます
- ブラジルの農協Coamoが遺伝子組み換えトウモロコシの生産を計画中
- ブラジル、オーストラリアにおける遺伝子組み換えサトウキビの試験栽培
- ブラジル、遺伝子組み換えトウモロコシに最終許可
- ブラジルの委員会で新しい組み換えトウモロコシとワタの種類を討議
ブラジル/ラウンドアップ・レディー(r)大豆の栽培面積が増加の見通し
2010年8月9日/DTN Brazil To Increase RR Soybean Area
http://www.dtnprogressivefarmer.com/dtnag/view/blog/
getBlog.do;jsessionid=525EBEF6E0E96B1DCF270B8DB3719867.agfreejvm1?
blogHandle=southamerica&blogEntryId=8a82c0bc29aa007f012a57f90697084d
<記事要約>
ブラジルのコンサルタント会社であるCeleres社は、ブラジル国内の来期の大豆栽培面積のうち、およそ4分の3が遺伝子組み換え品種(訳注:ラウンドアップ・レディー(r)品種)になると見通しています。来シーズン大豆栽培面積の見通しは5,700万エーカー(2,280万ha)ですが、そのうち約75パーセントに相当する4,250万エーカー(1,700万ha)でラウンドアップ・レディー(r)大豆が作付けされるとCeleres社は推定しています(訳注:2009年時点での比率は、70.8%でした1))。
ブラジルの大豆生産者が遺伝子組み換え大豆の栽培に切り替えた理由は、遺伝子組み換え大豆の方が栽培コストが低く、栽培管理が容易なためです。Celeres社によれば、より多くの遺伝子組み換え品種が利用可能になるにつれて、おもに南部や中西部での遺伝子組み換え大豆栽培が増加する見通しです。
非遺伝子組み換え大豆をブラジルで最も多く生産している中西部のマトグロッソ州では、収穫された非遺伝子組み換え大豆は、1ブッシェル(訳注:大豆の場合は1ブッシェル= 27.2155kg)当たり0.25ドルから0.50ドルのプレミアムが追加で支払われていますが、それでも生産者は次第に遺伝子組み換え大豆の栽培に切り替えています。マトグロッソ州の大豆生産者協会によれば、同州内の遺伝子組み換え大豆の栽培面積比率は今期の55%から、来期には60パーセントに増加する見通しです。
ブラジル国内全体の遺伝子組み換え大豆の栽培比率は、3、4年のうちに90パーセントに達すると見られています。
1) Soystat (2010)
http://www.soystats.com/2010/Default-frames.html
ブラジル 遺伝子組み換えトウモロコシの作付けが増加
2009年11月2日/DTN Brazil To Plant 40% Of Area With GM Corn
http://www.dtnprogressivefarmer.com/dtnag/view/blog/getBlog.do?
blogHandle=southamerica&blogEntryId=8a82c0bc23f3b1160124b67801830963
<記事要約>
ブラジル種子生産者協会(Abrasem)によると、2009年-2010年のブラジル産トウモロコシの約40パーセントが、遺伝子組み換えの品種となる見通しです。
環境保護主義者や消費者保護グループの反対もあり、ブラジルでの遺伝子組み換えトウモロコシの利用は、昨年にやっと認可されるまではありませんでした。
Abrasem のサンパウロ支部長Cassio Camargo氏は、現在では、(訳注:量や種類において、遺伝子組み換えの)種子が不足している点が、(遺伝子組み換えトウモロコシの)普及を妨げる要因になっています。このため、ブラジルでこの技術を完全に利用できるようになるにはあと4年はかかる、と述べています。
ブラジルのバイオセーフティ委員会(CTNBio)は、すでに5種類の害虫抵抗性(Bt)トウモロコシ品種と、除草剤耐性をあわせ持つスタック(掛け合わせ)品種を承認しました。ブラジルは、土壌や天候が多様なため、遺伝子組み換え品種が国内すべての地域で利用できる(訳注:それぞれの地域の気候風土に合った品種に掛け合わせ、品種を開発・普及する)ためには、数年を要するかもしれません。
ブラジルの農業生産者が去年、冬トウモロコシの作付けのうち、約20パーセントにおいて遺伝子組み換え品種を用いたところ、10〜15パーセントのコスト削減と、10パーセントの収量増という結果が出ており、彼らはこの結果に概ね満足しています。
ブラジルは種子の開発技術に関して、米国やアルゼンチンなどの競争相手から10年ほど遅れています。これは、(訳注:ブラジルのトウモロコシ生産の反収が)エーカー当たり60ブッシェルと、米国の3分の1に留まっている事に大きく反映されています。
Abrasemでは、Btトウモロコシへの抵抗性を獲得した害虫の発生を防ぐため、(訳注:非遺伝子組み換えトウモロコシを用いた)10%の緩衝帯を設定することを推奨しています。緩衝帯では、Btタンパク質への抵抗性を持たない害虫が生き残るため、抵抗性を獲得した害虫とこれが交雑することで、(訳注:その子孫は)抵抗性を失います。
米国出身で、ブラジル北東部のBahia州で農業を行う農業生産者は、寒い冬と約20パーセントというブラジルより大きな緩衝帯がある米国に比べ、ブラジルではBt 抵抗性の害虫が発生するまでの時間が、短い可能性について留意する必要があるとしながらも、この技術(遺伝子組み換えトウモロコシ)が、ブラジルのトウモロコシ生産における収量の改善に貢献すると述べています。
ブラジル・遺伝子組み換えトウモロコシ栽培承認
2009年1月5日/farminguk.com
Brazil-Green light for GM crops
<記事要約>
ブラジル国家バイオセーフティ技術委員会は、2007年に承認した3系統のトウモロコシに加え、新たに2系統の遺伝子組み換えトウモロコシ種子に栽培承認を与えました。農業の専門家によればこれらの新しい品種は農業を活発化させるとみられています。
ブラジルのトウモロコシ栽培は二期作で、前期は9月から12月に栽培され、
後期は12月から1月の間に作付されます。2009年のトウモロコシの栽培面積は600万ヘクタールになると見られています。
2009年1月5日/farminguk.com
Brazil-Green light for GM crops
ブラジルで遺伝子組み換え作物が承認されます
http://www.farminguk.com/news/Brazil-Green-light-for-GM-crops.9719.asp<記事要約>
ブラジル国家バイオセーフティ技術委員会は、2007年に承認した3系統のトウモロコシに加え、新たに2系統の遺伝子組み換えトウモロコシ種子に栽培承認を与えました。農業の専門家によればこれらの新しい品種は農業を活発化させるとみられています。
ブラジルのトウモロコシ栽培は二期作で、前期は9月から12月に栽培され、
後期は12月から1月の間に作付されます。2009年のトウモロコシの栽培面積は600万ヘクタールになると見られています。
ブラジル・農協が遺伝子組み換えトウモロコシ生産計画
2008年7月16日/Dow Jones
Brazil Coop Coamo Plans To Produce GMO Corn This Year - CEO
<記事要約>ブラジル最大の農業協同組合Coamo の会長が、今年から遺伝子組み換えトウモロコシの生産を始める計画であると語りました。Coamo は、2008-09年に約40トンの遺伝子組み換えトウモロコシを複数の州で生産する計画です。
Coamoでは主に大豆、トウモロコシ、コムギをブラジル一のトウモロコシ栽培州であるパラナ州、及びマトグロッソドスル州、サンタカタリーナ州で栽培しています。ブラジルの国家バイオセーフティ委員会であるCTNBioは、モンサント社のガーディアンブランドを含め3品種の遺伝子組み換えトウモロコシ種子を認可しています。
2008年7月16日/Dow Jones
Brazil Coop Coamo Plans To Produce GMO Corn This Year - CEO
ブラジルの農協Coamoが遺伝子組み換えトウモロコシの生産を計画中
http://www.beurs.nl/nieuws/artikel.php?id=266094&taal=US<記事要約>ブラジル最大の農業協同組合Coamo の会長が、今年から遺伝子組み換えトウモロコシの生産を始める計画であると語りました。Coamo は、2008-09年に約40トンの遺伝子組み換えトウモロコシを複数の州で生産する計画です。
Coamoでは主に大豆、トウモロコシ、コムギをブラジル一のトウモロコシ栽培州であるパラナ州、及びマトグロッソドスル州、サンタカタリーナ州で栽培しています。ブラジルの国家バイオセーフティ委員会であるCTNBioは、モンサント社のガーディアンブランドを含め3品種の遺伝子組み換えトウモロコシ種子を認可しています。
ブラジル、オーストラリア・遺伝子組み換えサトウキビの試験栽培
2008年 3月30日/Financial Express
GM sugarcane trials in Brazil, Australia
GM-sugarcane-trials-in-Brazil-Australia/290404/
<記事要約>遺伝子組み換えをはじめとする先進のバイオテクノロジーのツールを利用して、サトウキビにさまざまな新しい形質を付与することが行われています。この一つとして、サトウキビによる砂糖生産を飛躍的に高められる可能性があり、この遺伝子組み換えサトウキビの野外試験栽培がブラジルとオーストラリアで始められようとしています。
ブラジル・サンパウロ州立サトウキビ技術センター(CTC)では、通常のサトウキビより15%高い蔗糖レベルを示すように遺伝子組み換えされた3つの品種の野外栽培試験を実施しています。今はまだ実験室レベルの段階ですが、2008年に野外栽培試験が成功すれば2010年の終わりまでにこれらのサトウキビを上市できる可能性があります。この遺伝子組み換えサトウキビを用いれば、15年以内にサトウキビからのエタノール産出量を現在のヘクタール当たり6,000リットルから2倍の1万2,000リットル以上にすることができると科学者は考えています。
ブラジルでは、バイテク企業も遺伝子組み換えサトウキビの大規模な潜在的市場に興味を抱いており、栽培試験を行うためのブラジル政府からの承認を待っている状況です。オーストラリアでは、クィーンズランド大学が政府の遺伝子技術規制局に遺伝子組み換えサトウキビについて、限定的野外栽培試験を申請しました。
オーストラリアのBSES社は、遺伝子組み換えによって、水の利用効率、窒素の効率利用などの性質をサトウキビに導入しようと努力しています。栽培試験は、2008年9月から2014年12月にかけて、クィーンズランド州の15のほ場で行うことが計画されており、将来の商業開発のために有望な系統が選別されることになります。
2008年 3月30日/Financial Express
GM sugarcane trials in Brazil, Australia
ブラジル、オーストラリアにおける遺伝子組み換えサトウキビの試験栽培
http://www.financialexpress.com/news/GM-sugarcane-trials-in-Brazil-Australia/290404/
<記事要約>遺伝子組み換えをはじめとする先進のバイオテクノロジーのツールを利用して、サトウキビにさまざまな新しい形質を付与することが行われています。この一つとして、サトウキビによる砂糖生産を飛躍的に高められる可能性があり、この遺伝子組み換えサトウキビの野外試験栽培がブラジルとオーストラリアで始められようとしています。
ブラジル・サンパウロ州立サトウキビ技術センター(CTC)では、通常のサトウキビより15%高い蔗糖レベルを示すように遺伝子組み換えされた3つの品種の野外栽培試験を実施しています。今はまだ実験室レベルの段階ですが、2008年に野外栽培試験が成功すれば2010年の終わりまでにこれらのサトウキビを上市できる可能性があります。この遺伝子組み換えサトウキビを用いれば、15年以内にサトウキビからのエタノール産出量を現在のヘクタール当たり6,000リットルから2倍の1万2,000リットル以上にすることができると科学者は考えています。
ブラジルでは、バイテク企業も遺伝子組み換えサトウキビの大規模な潜在的市場に興味を抱いており、栽培試験を行うためのブラジル政府からの承認を待っている状況です。オーストラリアでは、クィーンズランド大学が政府の遺伝子技術規制局に遺伝子組み換えサトウキビについて、限定的野外栽培試験を申請しました。
オーストラリアのBSES社は、遺伝子組み換えによって、水の利用効率、窒素の効率利用などの性質をサトウキビに導入しようと努力しています。栽培試験は、2008年9月から2014年12月にかけて、クィーンズランド州の15のほ場で行うことが計画されており、将来の商業開発のために有望な系統が選別されることになります。
ブラジル・遺伝子組み換えトウモロコシ・商業栽培承認
2008年2月12日/Reuters
Brazil gives final permit for GMO corn varieties
<記事要約>:ブラジルの国家バイオセーフティ審議会(The National Biosafety Council:CNBS)は、2月12日に遺伝子組み換えトウモロコシの2つの品種に対し商業栽培と販売のための最終的な公式認可を与えました。2つの品種は、モンサント社の害虫抵抗性トウモロコシMON810とバイエル社の除草剤耐性トウモロコシリバティーリンクです。
「科学技術の見地から、認可された種子は食品と家畜飼料として、また環境に対して安全であると判断されました」とセルジオ・ヘゼンデ科学技術大臣は述べました。これらの品種は、2007年に科学技術的な面を司る国家バイオセーフティ技術委員会(The Brazilian National Biosafety Technical Committee:CTNBio)から承認されましたが、最終的な使用認可は、社会・経済的分析に責任のあるCNBSの決定待ちでした。これらのトウモロコシは、2005年に成立したバイオセーフティ法に基づき設置された11人の閣僚により構成されるCNBSの初めて商業栽培を認可した遺伝子組み換え作物となります。このほかに現時点(2008年2月)では、モンサント社の遺伝子組み換え作物であるラウンドアップ・レディ大豆とボールガードワタの栽培が承認されています。
2008年2月12日/Reuters
Brazil gives final permit for GMO corn varieties
ブラジル、遺伝子組み換えトウモロコシに最終許可
http://www.reuters.com/article/companyNews/idUSN1226524620080212<記事要約>:ブラジルの国家バイオセーフティ審議会(The National Biosafety Council:CNBS)は、2月12日に遺伝子組み換えトウモロコシの2つの品種に対し商業栽培と販売のための最終的な公式認可を与えました。2つの品種は、モンサント社の害虫抵抗性トウモロコシMON810とバイエル社の除草剤耐性トウモロコシリバティーリンクです。
「科学技術の見地から、認可された種子は食品と家畜飼料として、また環境に対して安全であると判断されました」とセルジオ・ヘゼンデ科学技術大臣は述べました。これらの品種は、2007年に科学技術的な面を司る国家バイオセーフティ技術委員会(The Brazilian National Biosafety Technical Committee:CTNBio)から承認されましたが、最終的な使用認可は、社会・経済的分析に責任のあるCNBSの決定待ちでした。これらのトウモロコシは、2005年に成立したバイオセーフティ法に基づき設置された11人の閣僚により構成されるCNBSの初めて商業栽培を認可した遺伝子組み換え作物となります。このほかに現時点(2008年2月)では、モンサント社の遺伝子組み換え作物であるラウンドアップ・レディ大豆とボールガードワタの栽培が承認されています。
ブラジル・害虫抵抗性トウモロコシ・除草剤耐性ワタ
2006年10月18日/Market Watch
Brazil commission to discuss new biotech corn, cotton types
2006年10月18日/Market Watch
Brazil commission to discuss new biotech corn, cotton types
ブラジルの委員会で新しい組み換えトウモロコシとワタの種類を討議
http://www.marketwatch.com/News/Story/
生産者と種子会社から、試験栽培と商業栽培のための承認作業が遅すぎると要求されたCTNBio(ブラジルのバイオセーフティ委員会)は、3品種の組み換えトウモロコシと3品種の組み換えワタについての技術的な審査を行う予定でいます。
2005年のモンサント・カンパニーのボールガードワタとラウンドアップレディー大豆以来、CTNBioによる組み換え作物の承認はありませんでしたが、再び審査を開始しました。
現在、モンサント・カンパニーを含む3社が害虫抵抗性トウモロコシと除草剤耐性ワタの商業栽培の認可を求めています。これらがCTNBioにより承認されたあとは、政府の各部門からのアナリストで構成される委員会に上げられ、政治・経済的見地から商業化を認めるべきかどうかが決定されます。
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