スイス 鉄分を強化した遺伝子組み換えイネ
2009年8月2日/SwissinfoScientists unveil iron-enriched super-rice
http://www.swissinfo.ch/eng/front/Scientists_unveil_iron_enriched_super_rice.html?
siteSect=105&sid=11020125&rss=true&ty=st
<記事要約・抜粋>
チューリッヒにあるスイス連邦技術研究所の研究者が、2つの遺伝子を加える事により、従来のイネ品種に比べて最高6倍の鉄分を含むコメを開発しました。研究チームはこのイネ品種が、世界中の発展途上国で大きな健康問題となっている、鉄分欠乏症との戦いを助けるのではと期待しています。
WHO(世界保健機構)によれば、鉄欠乏性の貧血は世界的に主要な病因の1つで、妊婦と子供たちが特に被害を受けやすく、その最大の原因は、食事中の鉄分不足です。世界人口の約半分が主食とするコメは、鉄分を穀粒の外側に含んでいます。このため熱帯や亜熱帯気候の地域では、貯蔵中の品質劣化防止のため穀粒を精米するため、コメの鉄分は精米から除去されてしまいます。
科学者達は穀粒内で鉄分を増加するように取り組みましたが、従来の育種技術では成功しませんでした。今回チューリッヒの科学者は2つの遺伝子を組み換えることで、最高で6倍の鉄分を穀粒中に持たせることに成功しました。この研究結果は、7月20日付のオンライン版 Plant Biology Journal誌.に発表されました。
これらの新品種が次のステップに進むには、フィリピン国際イネ研究所(IRRI)や産業界の参加が必要です。ビタミンAを強化したゴールデン・ライスの先例で明らかなように、遺伝子組み換え技術に対する規制を越えるためには、安全性研究に時間がかかります。
スイス・遺伝子組み換え小麦・試験栽培
2008年2月12日/Checkbiotech
Swiss grant permission to sow GM wheat in Zurich
<記事要約>チューリヒ州レッケンホルツの農業研究所で遺伝子組み換え小麦が試験栽培のために、この春から栽培できるようになりました。スイス連邦環境省(BAFU)はチューリッヒ大学とスイス連邦技術研究所(ETH)の申請を2007年9月3日に条件付きで認可しました。研究者たちは、この遺伝子組み換え小麦の品種に抗生物質耐性マーカー遺伝子が存在しない証拠を提出し、さらに緊急時対応計画を完了して、この必要条件を満たしました。
チューリッヒ大学の申請は、うどんこ病への抵抗性と小麦の近縁野生種との交雑可能性の調査を目的としており、ETH はさらに耐病性を強化した小麦の試験栽培を望んでいます。
2008年2月12日/Checkbiotech
Swiss grant permission to sow GM wheat in Zurich
スイス、チューリッヒ州で遺伝子組み換え小麦の試験栽培を認可
http://www.monsanto.co.uk/news/ukshowlib.phtml?uid=12793<記事要約>チューリヒ州レッケンホルツの農業研究所で遺伝子組み換え小麦が試験栽培のために、この春から栽培できるようになりました。スイス連邦環境省(BAFU)はチューリッヒ大学とスイス連邦技術研究所(ETH)の申請を2007年9月3日に条件付きで認可しました。研究者たちは、この遺伝子組み換え小麦の品種に抗生物質耐性マーカー遺伝子が存在しない証拠を提出し、さらに緊急時対応計画を完了して、この必要条件を満たしました。
チューリッヒ大学の申請は、うどんこ病への抵抗性と小麦の近縁野生種との交雑可能性の調査を目的としており、ETH はさらに耐病性を強化した小麦の試験栽培を望んでいます。
スイス・遺伝子組み換え小麦・野外試験栽培認可
2007年 9月4日/Swissinfo
Authorities give GM crop trials the green light
Authorities_give_GM_crop_trials_the_green_light.html?
siteSect=105&sid=8168714&rss=true
<記事要約> 2007年9月4日、スイス連邦環境省は、チューリッヒ大学と連邦技術研究所の科学者たちの管理運営によるカビ病に抵抗性の遺伝子組み換えコムギの野外栽培試験3カ所について認可を与えました。この試験栽培は病害抵抗性が圃場でも発揮されることを確認するほか、従来の小麦や雑草との交雑の可能性等をみるために、スイス政府科学財団(Swiss National Science Foundation)の出資のもと、チューリッヒ市と西部ローザンヌ市の近郊において2008年から2010年にかけ実施されます。
スイスでは、2005年(11月)の国民投票により遺伝子組み換え作物の(商業的)利用には5年間のモラトリアムが課せられていますが、研究は認められています。国内では遺伝子組み換え作物に対する根強い反発もあることから、栽培作物はフェンスで囲われ、他の小麦との隔離距離を300m設けるなど、試験栽培は厳しい条件が付けられていますが、試験を実施するチューリッヒ大学の研究者らは「この試験が、遺伝子組み換え小麦が栽培された際の環境影響に対する懸念に応えるものとなると期待している」と述べています。
2007年 9月4日/Swissinfo
Authorities give GM crop trials the green light
政府が遺伝子組み換え作物の試験栽培を認可
http://www.swissinfo.org/eng/front/detail/Authorities_give_GM_crop_trials_the_green_light.html?
siteSect=105&sid=8168714&rss=true
<記事要約> 2007年9月4日、スイス連邦環境省は、チューリッヒ大学と連邦技術研究所の科学者たちの管理運営によるカビ病に抵抗性の遺伝子組み換えコムギの野外栽培試験3カ所について認可を与えました。この試験栽培は病害抵抗性が圃場でも発揮されることを確認するほか、従来の小麦や雑草との交雑の可能性等をみるために、スイス政府科学財団(Swiss National Science Foundation)の出資のもと、チューリッヒ市と西部ローザンヌ市の近郊において2008年から2010年にかけ実施されます。
スイスでは、2005年(11月)の国民投票により遺伝子組み換え作物の(商業的)利用には5年間のモラトリアムが課せられていますが、研究は認められています。国内では遺伝子組み換え作物に対する根強い反発もあることから、栽培作物はフェンスで囲われ、他の小麦との隔離距離を300m設けるなど、試験栽培は厳しい条件が付けられていますが、試験を実施するチューリッヒ大学の研究者らは「この試験が、遺伝子組み換え小麦が栽培された際の環境影響に対する懸念に応えるものとなると期待している」と述べています。
スイス・共存・モラトリアム・リスク&ベネフィット
2006年9月11日/AgBioView & 20 Minuten
Genetic engineering: Scrutinize, don't demonize
2006年9月11日/AgBioView & 20 Minuten
Genetic engineering: Scrutinize, don't demonize
遺伝子組み換え:悪者扱いしないでよく調べてみよう
http://www.truthabouttrade.org/article.asp?id=6294
スイスでは市民投票で組み換え作物のモラトリアム(一時停止)が支持されましたが、生産者は農業における遺伝子組み換え技術のリスクとベネフィットにとても興味を持っており、研究がさらに広く続けられることを望んでいます。モラトリアムが終わるまでに組み換え作物についての知見を蓄え、それをもとに生産者として受け入れるかどうかを決めたいと言っています。そのためには、研究が限定されるべきではないとしています。
生産者たちは、国家は組み換え作物が生産者へもたらす貢献とリスクに関して責任があると考えています。また、現実的なコストで非組み換え作物と組み換え作物の共存が図れるのかという点にも関心を寄せています。そのため、Agroscope Reckenholz-Tänikon研究所では、農業バイオテクノロジーの可能性とリスクについて、モラトリアムが終了する4年後までに、農業現場と社会がより深く理解できるように研究を続けていきます。
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