オランダ

オランダ・遺伝子組み換えトウモロコシの交雑実験 隔離距離 共存
2008年5月28日/Co-Extra
Hardly any mixing between GM and conventional maize
遺伝子組み換えと従来のトウモロコシの間に交雑はほとんど起きません
http://www.coextra.eu/country_reports/news1198_en.html

<記事要約>オランダにおいて遺伝子組み換えトウモロコシを栽培する場合、花粉による交雑を避けるための隔離距離は、従来の非遺伝子組み換えトウモロコシとの間では25メートル、有機市場向けのような特別の非遺伝子組み換えトウモロコシとの間では250メートルです。
 オランダ農業省のためにワーヘニンゲン大学国際植物研究所が行った野外実験によれば、生産者がこの25メートルという隔離距離を守れば花粉による交雑はほとんど起こらず、EUが認めている偶発的に起こる遺伝子組み換えの閾値である0.9%以内に留まることが確認されました。
 250メートル離れた場所で、交雑体が一サンプルで発見されましたが、これは花粉による交雑の結果ではなく、播種用の機械を徹底的にクリーニングしたにもかかわらず非遺伝子組み換え種子に遺伝子組み換え種子が混入して蒔かれてしまったためと推測されました。
このような交雑体が存在しましたが、試験全体での遺伝子組み換え交雑体の割合は0.9%以下の範囲内にあり、遺伝子組み換えの義務表示なしに市場に出すことが可能です。しかし、オランダの農業大臣は「このような遺伝子組み換え種子の混入が起きないようにするために、さらに、よりよい共存のための手法に関する調査を継続する」、と述べています。
オランダ・遺伝子組み換えによる黒星病抵抗性リンゴを試験栽培
2008年2月15日 / Checkbiotech
Kiwi scientists create tear-free onions
遺伝子工学がリンゴヘの農薬使用を減らします
http://www.checkbiotech.org/green_News_Genetics.aspx?
infoId=16973

<記事要約>ワーヘニンゲン大学リサーチ・センターは、リンゴ黒星病に対する抵抗性を持たせた遺伝子組み換えリンゴ280本について野外試験を行い、その結果、これらのりんごは病害が60%少なく、農薬の使用量を減らすということがわかりました。
 ワーヘニンゲン大学リサーチ・センターは1994年にオオムギの遺伝子を導入したリンゴを開発しました。この遺伝子は、オオムギをある病害から守る物質を作りますが、リンゴ黒星病を起こす菌類にも効果的だったので、科学者はこのオオムギ由来遺伝子をリンゴに入れれば抵抗性を持つだろうと推論しました。
 2003年に2品種の遺伝子組み換えリンゴについて、農薬を一切使わずにリンゴ黒星病防除効果を観察しました。その結果、遺伝子組み換えされたリンゴは、組み換えされていない同系統の木に対し最高で60%病害が少なく、結果的に農薬の使用量を減らすことができました。

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