ハンガリー

ハンガリー・遺伝子組み換え作物禁止の解除を検討
2008年 3月6日/The Budapest Times
Farm ministry revisits GMO ban, minister calls for probe into risks
農業省が遺伝子組み換え作物禁止を再考、大臣がリスク調査を要求
http://www.budapesttimes.hu/index.php?
option=com_content&task=view&id=6102&Itemid=159

<記事要約>ハンガリーのジョゼフ・グラフ農業大臣は、現在国内で禁止されている遺伝子組み換え作物について、今後禁止を解除するための準備として、関連するリスクの評価を開始すべきであると、3月6日の検討会議で発言しました。
 グラフ氏によれば、ハンガリーはEU域内で、遺伝子組み換え作物と食品に対し最も厳しい法制度を持ち、そのため、農業生産者は遺伝子組み換えフリーな「クリーン」な作物であるとして20-25%高い価格でEU域内に販売することができ、EUの市場から大きな利益を得ています。
 しかし、いつまでも遺伝子組み換えフリーが通用するとも限らないとして、農業省は、将来バイオテクノロジーを利用して反収を上げるために、規制緩和を視野に入れた実験を支援すると述べました。
 遺伝子組み換えフリーの農業を継続が難しいと判断したのはEU本部からの圧力ではなく、いくつかの近隣諸国がすでに遺伝子組み換え技術を採用したことにあります。たとえば、隣国のトウモロコシの種子がハンガリーの畑で交雑するかもしれません。ハンガリーの農産物は遺伝子組み換えフリーである評判が通用するのは、そのような交雑が検出されないうちだけであるとグラフ氏は指摘しました。
ハンガリーの厳しい法律を緩和するためには、バイオテクノロジーを導入するリスクと経済的利点の十分な調査を行うことが必要であるとグラフ氏は続け、この分野の研究の重要性を強調しました。

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