フランス

フランス 遺伝子組み換えブドウの試験栽培を認可
2010年5月19日/The Connexion
France allows GM wine trial
http://www.connexionfrance.com/genetically-modified-gm-wine-alsace-trial
-vineyard-11670-view-article.html

<記事要約>
フランス、アルザス地方のワイン生産者が、フランスで始めて遺伝子組み換えブドウの試験栽培を開始する許可を得ました。
 フランス政府のBruno Le Maire農業大臣は、遺伝子組み換え作物が栽培の周辺環境にどのように影響するかを確かめるため、5年間にわたり遺伝子組み換えブドウを非組み換えのブドウと隣接して生育させ、その影響を調査する実験を公表しました。Le Maire氏はこの実験について、交雑を抑えるために特別な処置が実行されており、試験栽培は完全に安全なものと説明しています。同氏はフランス農業が「後ろ向き」にならない事、そして新技術、革新を試すことを恐れない事がフランス農業にとって重要であるとし、ラジオ番組中で次のように述べています。「私達は今回の試験結果を確認しつつ、結論までにあと4〜5年待ちたいと思います。そしてもし試験結果が納得ゆくものならば次のステップとしてより広いでの試験栽培の手続きを検討する用意があります」
 フランスでは過去に、Inra農業研究所が2005年から2009年まで、コルマールにおいて遺伝子組み換えブドウの実験を行ないましたがこれは収穫はされず、このブドウを用いたワインの製造は許可されませんでした。同研究所では1999年にもシャンパーニュ地方で遺伝子組み換えブドウの試験を始めましたが、抗議活動に遭ったことからこれは中止されました。
フランス・生産者・遺伝子組み換え作物禁止を批判
2007年10月3日/Reuters
French farmers say GMO ban harmful
フランスの生産者、遺伝子組み換え作物禁止令を批判
http://www.reuters.com/article/environmentNews/
idUSL0314440620071003?feedType=RSS&feedName=environmentNews

<記事要約> フランスの農業生産者達は「近く成立予定のバイテク関連法案において遺伝子組み換え作物が全て排除されたらフランスは食糧生産大国の地位を失うかもしれない」と懸念を語りました。
これは、フランスのジャン・ルイス・ボロー環境大臣が先月、政府は遺伝子組み換え作物の研究については引き続き許可するものの、販売と栽培双方については禁止するという意向を示唆したことに対応した発言です。圃場試験を含めた研究を継続すべきとする生産者らの代表であるフィリップ・ピンタ氏は「今日世界の1億200万ヘクタールで遺伝子組み換え作物が栽培されており、フランスが遺伝子組み換え作物を拒絶することで、技術的に遅れを取り、食糧生産の場面で取り残されてしまうことが心配だ」と述べています。生産者からは、遺伝子組み換え作物の研究・生産が禁止されているにも関わらず、遺伝子組み換え作物が含まれる食品の輸入が許可されているという矛盾を指摘する声もあり、フランスの種子メーカー団体Euralisの代表は「自国の生産者に栽培を禁じたものを食べるなんて、世界の笑いものである」とコメントしています。
欧州委員会・フランス・遺伝子組み換え作物の全面禁止措置を否定
2007年 9月21日/AFP
Total ban on GM crops not possible: EU Commission
遺伝子組み換え作物の全面禁止は不可能と欧州委員会
http://rawstory.com/news/afp/Total_ban_on_GM_crops_not_possible__09212007.html
 <記事要約> 欧州委員会は21日、フランスが検討していると報道された遺伝子組み換え作物の前面禁止措置について、EUの規則のもとでは認められないとのコメントを発表しました。「各国レベルでの禁止は不可能であり、提案内容の詳細を見ていく必要がある」とEU環境閣僚理事会のスポークスマンは述べています。「フランスは遺伝子組み換え作物の凍結を計画している」と報道したフランスのル・モンド紙によれば、フランスは国内の農業生産者なども参加する来月の環境会議で、遺伝子組み換え種子の販売停止を発表する準備をしているとのこと。しかしこれに対し、フランスの穀物生産者からは、遺伝子組み換え作物に反対する活動家らに大きく影響されている世論に屈していると政府の動きを非難する声があがっています。フランス政府はこの件について「まだ決定しているわけではない」とコメントしています。
フランス・遺伝子組み換えトウモロコシ・栽培面積4倍増
2007年7月20日/Reuters
French GMO Area May Keep Rising Sharply - Growers
フランスの 遺伝子組み換え作物栽培面積は依然として急増-生産者
http://www.planetark.org/dailynewsstory.cfm/newsid/43181/story.htm

 <記事要約> 害虫抵抗性による収量増が得られるため、フランスの遺伝子組み換えトウモロコシ栽培面積が毎年4倍の勢いで増加していると、生産者は述べています。ヨーロッパ・トウモロコシ連合は、フランスの農家が今シーズン2万1千ヘクタールの遺伝子組み換えトウモロコシを栽培し、これは政府予想の2万ヘクタールを超え、昨シーズンの4倍に達したと発表しました。フランスの全トウモロコシ栽培面積は140万ヘクタールです。
 「遺伝子組み換えトウモロコシがより高い反収を可能にするなら、それこそまさに農家が求めていたものであり、農家からの需要は大変高いです」とヨーロッパ・トウモロコシ連合に加盟しているフランス・トウモロコシ栽培者グループAGPMの会長はコメントしています。「しかし、フランスの消費者がこの新技術を拒否しているために、限定的な成長になるかもしれません。マーケットが存在するか否かが唯一のリミットファクターです。現在遺伝子組み換えトウモロコシの殆どが栽培されている南西部では、スペインが全量を輸入してくれるので、それは問題になりません。しかし、他の地域では状況はより厳しいでしょう」
 フランスが唯一栽培を認可している遺伝子組み換えトウモロコシを供給するモンサント・カンパニーは、2007年の10万ヘクタールからヨーロッパは次の10年間に毎年5万〜10万ヘクタールずつ遺伝子組み換え作物の栽培面積が増え、遺伝子組み換え農産物に対する反対はあるものの、今後10年で60万ヘクタールを超える遺伝子組み換えトウモロコシが栽培されると予想しています。

フランス・遺伝子組み換え作物栽培地区と面積公表
2007年7月9日/People's Daily
France puts GMO culture register in line
フランスが遺伝子組み換え作物の栽培記録を公表
http://english.people.com.cn/90001/90781/6211479.html

<記事要約> フランスは、国内で遺伝子組み換え作物が栽培されている地区を公表しました。農業水産省からの声明によれば、一般市民もこの情報にアクセスできます。公表によると、地区毎に遺伝子組み換え作物を栽培している圃場の数と場所に関する情報が提供されており、2007年に公表された全国累計の1万9,800ヘクタールをやや上回ります。
農業水産省によれば、このデータは規則に定められた農業生産者からの申告に基づいて作成されており、農業生産者はEUが上市を承認した遺伝子組み換えトウモロコシの品種を使っています。農業水産大臣は、このデータを提供することは政府の透明性推進政策の一環だと述べています。

フランス・害虫抵抗性トウモロコシ・商業栽培
2007年3月30日/GMO Compass
Marked increase of GM plantings in France
フランスで遺伝子組み換えトウモロコシの作付けが大きく増加
http://www.truthabouttrade.org/article.asp?id=7332

 <記事要約> フランスのトウモロコシ生産者協会(AGPM)などによれば、フランスの生産者は2007年に3万から5万ヘクタールの遺伝子組み換えトウモロコシを栽培すると見られています。これは、前年、2006年の5千ヘクタールに比べると大幅な増加となります。
 栽培される品種はすべてコーンボーラー(アワノメイガ)に抵抗性のあるモンサント社の遺伝子組み換えトウモロコシMON810系統で、フランス国内で唯一商業栽培が認められている遺伝子組み換えトウモロコシの系統です。ちなみに、EU域内で商業栽培が認められている47品種の遺伝子組み換えトウモロコシは、すべてMON810系統です。

フランス・ヨーロッパバイオ・緑のバイオテクノロジー
2007年3月13日/Science Business
Biotech manifesto urges respect for developing countries
発展途上国の尊重を訴えるバイオテクノロジー・マニフェスト
http://bulletin.sciencebusiness.net/ebulletins/showissue.php3? page=/548/art/7461

<記事要約> フランスで開催された「バイオ・ヴィジョン」において、ヨーロッパのバイオテクノロジー業界団体のリーダーであるヨーロッパバイオが「緑のバイオテクノロジーマニフェスト」を発表しました。
「緑」とは、農業バイオテクノロジーを意味し、ヨーロッパでそれをサポートするために以下の5つの主要政策を提言しています。
1.遺伝子組み換え作物の認可プロセスを完全に実行する
2.ヨーロッパ内で統一された種子市場を実現する
3.農産物貿易の自由を尊重する
4.「緑のバイオテクノロジー」において政策の一貫性と情報公開を促進する
5.発展途上国を尊重する政策を促進する

 ヨーロッパバイオの会長であるハンス・カスト博士は、「農業バイオテクノロジーは、食料や飼料の安定供給ばかりでなく、新たな燃料資源など、膨大な可能性を持っています。ヨーロッパは既に利用するべき遺伝子組み換え作物やその利用法も持ち合わせていますが、市場を拓くにはヨーロッパ首脳からの政治的な決断が必要です。そうしないとヨーロッパは世界から取り残され、この技術からの恩恵を得られないでしょう」とコメントしています。

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