- チェコで2008年遺伝子組み換えトウモロコシ栽培が8,000ヘクタールを超える
- チェコ共和国は遺伝子組み換えトウモロコシ栽培面積でEU第3位です
- 組み換え作物と従来の作物を共存させることで潤うチェコの生産者たち
2008年9月19日/Prague Daily Monitor
Czech GM maize area tops 8,000 ha in 2008
<記事要約>
チェコ共和国の農業省は9月18日、プレスリリースとして、今年の遺伝子組み換えトウモロコシの栽培面積は2007年から3,000ヘクタール以上の増加を示し8,000ヘクタールを超えたと発表しました。
遺伝子組み換えトウモロコシの栽培者数は、対前年比で40名増の171名になりました。チェコの農業生産者が遺伝子組み換えトウモロコシに関心を示した主な理由は、長い間悩まされてきたアワノメイガに抵抗性があることです。
遺伝子組み換えトウモロコシの多くは、南モラビア地域(2,000ヘクタール以上)、中央ボヘミア地域(プラハを含めて1,600ヘクタール以上)、西ボヘミア地域(900ヘクタール以上)で栽培されています。
チェコでは、2005年に270ヘクタールの土地で遺伝子組み換えトウモロコシの試験栽培が開始されました。
2008年5月15日/The Prague Post
Czech Republic is No.3 for genetically modified corn
<記事要約>2005年から2008年の間にチェコ共和国の遺伝子組み換えトウモロコシ栽培面積は、207ヘクタールから8,000ヘクタールに増加し、今ではスペインとフランスに次いでヨーロッパでは第3位になりました。
環境省報道官によれば、チェコの農業生産者が害虫抵抗性のトウモロコシMON810系統の栽培面積を増やしています。EUにより承認されたこの遺伝子組み換えトウモロコシMON810は、厳格な規制認可を受け、家畜飼料や植物性エタノール生産のために使われます。
2006年11月2日/Farmers Weekly Interactive
Czechs profit by allowing GM crops and conventional crops to co-exist
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今年、1,290ヘクタールの組み換えトウモロコシが商業栽培されたチェコ共和国の生産者は、その経験から組み換えと非組み換え作物の共存は成功するはずだと考えているようです。対応が早いチェコの政策当局は、EUの中でも最初のうちに共存規則を組み入れて、組み換え作物が適切に商業的に栽培されることを保証しました。
今年20ヘクタールの組み換えトウモロコシを栽培したチェコの生産者、カレル・クラスカ氏は、害虫被害や殺虫剤散布の労力などが激減したうえに、高品質のトウモロコシを収穫することが出来るようになったことに、とても満足しています。組み換えトウモロコシには収量がアップすることと品質が良くなるという2つのメリットがありますが、品質が良くなるのは、害虫抵抗性の組み換えトウモロコシは害虫の被害がなくなるため、マイコトキシン(カビ毒)を生産するフザリウムに汚染されにくいからです。クラスカ氏は「マイコトキシンは家畜や人の健康に影響を与えるため、本当にやっかいです。そして害虫駆除も適切なタイミングで行わなければならず、本当に手間や苦労がかかっていました」と話しています。
組み換え作物の場合、ヘクタール当たり25ポンドという組み換え種子のプレミア価格を支払っても、ヘクタール当たり95〜115ポンドの粗利益を得ることが可能になります。共存法では、組み換えとの交雑を避けるための書類作成やモニタリングなどの作業が発生しますが、ルールの明確化により損害賠償などの心配をすることなく、収益を上げることが出来るため、組み換え作物はチェコの生産者に支持されています。
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