サトウキビ

ブラジル、オーストラリア・遺伝子組み換えサトウキビの試験栽培
2008年 3月30日/Financial Express
GM sugarcane trials in Brazil, Australia
ブラジル、オーストラリアにおける遺伝子組み換えサトウキビの試験栽培
http://www.financialexpress.com/news/
GM-sugarcane-trials-in-Brazil-Australia/290404/

<記事要約>遺伝子組み換えをはじめとする先進のバイオテクノロジーのツールを利用して、サトウキビにさまざまな新しい形質を付与することが行われています。この一つとして、サトウキビによる砂糖生産を飛躍的に高められる可能性があり、この遺伝子組み換えサトウキビの野外試験栽培がブラジルとオーストラリアで始められようとしています。
 ブラジル・サンパウロ州立サトウキビ技術センター(CTC)では、通常のサトウキビより15%高い蔗糖レベルを示すように遺伝子組み換えされた3つの品種の野外栽培試験を実施しています。今はまだ実験室レベルの段階ですが、2008年に野外栽培試験が成功すれば2010年の終わりまでにこれらのサトウキビを上市できる可能性があります。この遺伝子組み換えサトウキビを用いれば、15年以内にサトウキビからのエタノール産出量を現在のヘクタール当たり6,000リットルから2倍の1万2,000リットル以上にすることができると科学者は考えています。
ブラジルでは、バイテク企業も遺伝子組み換えサトウキビの大規模な潜在的市場に興味を抱いており、栽培試験を行うためのブラジル政府からの承認を待っている状況です。オーストラリアでは、クィーンズランド大学が政府の遺伝子技術規制局に遺伝子組み換えサトウキビについて、限定的野外栽培試験を申請しました。
 オーストラリアのBSES社は、遺伝子組み換えによって、水の利用効率、窒素の効率利用などの性質をサトウキビに導入しようと努力しています。栽培試験は、2008年9月から2014年12月にかけて、クィーンズランド州の15のほ場で行うことが計画されており、将来の商業開発のために有望な系統が選別されることになります。

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