ロバート・T・フレーリー博士 経歴米国モンサント・カンパニー 上級ß副社長兼最高技術責任者(CTO) フレーリー博士は、世界各地のモンサント・カンパニーの農業(農作物・種苗事業)部門の研究開発を統括しています。 フレーリー博士は、1978年にイリノイ大学で微生物学・生物化学の博士号を取得、カリフォルニア大学サンフランシスコ校で2年間のフェローシップを終了後、シニア・リサーチ・スペシャリストとしてモンサント・カンパニーの生物科学プログラムに参加。初期には植物形質転換と遺伝子発現システムの研究に取り組み、作物に外来遺伝子を導入するための実用的システムの開発に初めて成功しました。 1986年にモンサント・カンパニーの植物科学研究グループの責任者(ディレクター)に任命され、バイオテクノロジー研究で中心的な役割を果たしました。同グループは、ウイルス、害虫に抵抗性を持つ植物の開発の基礎となる技術を生み出し、植物形質転換技術を大豆、ワタ、ナタネ、トウモロコシなどの商品作物に応用。さらに、ジャガイモ、トマトといった食用作物の栄養価と品質特性を改善する技術も開発しました。 1992年、技術担当副社長に就任。作物用化学薬品と植物バイオテクノロジーの研究開発を指揮しました。1993年、副社長兼新製品事業本部長(ジェネラル・マネジャー)に就任。1995年にセレジェン社長に任命され、新しい作物用化学薬品とバイオテクノロジー製品の発見、開発、商用化に取り組み、化学、バイオテクノロジー・種子、情報技術の統合を通じて強力な作物事業の確立を目指しました。 ロバート・T・フレーリー博士がこれまで、バイオテクノロジーの研究成果について執筆してきた出版物と特許出願書類の数は100を超えます。1999年にクリントン前大統領より技術栄誉賞(National Medal of Technology)を授与されました。現在、米国科学振興協会(AAAS=American Association for the Advancement of Science)フェロー。1995年、米国農業マーケティング協会(NAMA=National Agri-Marketing Association)より全国優秀農業科学賞(National Award for Agricultural Excellence in Science)を受賞したほか、農業および食品化学における優れた貢献によりケネス・A・スペンサー賞(Kenneth A. Spencer Award)を受賞。また、「先進農業(Progressive Farming)」誌よりマン・オブ・ザ・イヤーに選ばれました。 その他にも、ラウンドアップ・レディーの発見・開発、商用化での貢献が認められ、モンサント・エドガー・M・クイーニー賞(Monsanto Edgar M. Queeny Award)を、また植物全般にわたる研究の努力が認められモンサント・トーマス・ホックワルト賞(Monsanto Thomas and Hochwalt Award)を受賞しました。 過去に農業バイオテクノロジー研究諮問委員会(ABRAC=Agricultural Biotechnology Research Advisory Committee)のメンバーを務め、米国保健研究所の分子細胞学セクションに所属した経験を持ちます。現在は、複数の科学雑誌の編集委員を務めています。これまでに米国農務省(USDA)、米国科学財団(NSF)、米国議会技術評価局(OTA=Office of the Technology Assessment)、農業科学・技術評議会(CAST)、米国国際開発庁(US AID=Agency for International Development)、米国科学アカデミー(NAS=National Academy of Science)、国際アグリバイオ技術事業団(ISAAA=International Service for the Acquisition of Agri-Biotech Applications)など、数多くの政府・公的機関の技術アドバイザーとして活躍。発展途上国の食品生産問題の解決に向けた植物バイオテクノロジー技術の応用に熱心に取り組んでいます。 |