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遺伝子組み換え作物の基礎知識
3.遺伝子組み換え作物の種類
遺伝子組み換え作物の種類
現在多く栽培されているのは、除草剤耐性や害虫抵抗性の作物です。作物の種類では大豆、トウモロコシ、ナタネなどが多くを占めています。このほかウイルス抵抗性のパパイヤなども実用化されています。これら農業生産性の向上や、食糧増産などに役立つものに加え、栄養素を高めた作物など健康増進機能に関する作物や、医薬品など有用物質を生産する作物の開発も進んでいます。
日本では、遺伝子組み換え作物の商業栽培はまだ行われていませんが、輸入農作物(穀物)の多くは遺伝子組み換え品種です。また、日本国内では研究開発や安全性評価のための、様々な野外栽培が行われています。たとえば、飼料効率の向上や自給率の向上を目指し、必須アミノ酸(トリプトファン)の含有量を高めたイネや、病害に強くて収穫量の多いイネ等の開発が行われています。さらに新しい分野として、カドミウムなど土壌中の汚染物質を吸収するような環境汚染を修復するような植物の開発も進められています。